利確できない!

株式投資の初心者が綴る備忘録。

売買のコツ?

優良株・好材料なのになぜ株価が下がる?

投稿日:2017年4月26日 更新日:

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良い材料で急騰した優良株が急落するのは何故?

この株は絶対良い株だ!
この材料で売る奴はバカだ!

そんな風に思いながら握りしめている優良株が、急騰後に急落してしまう事ってよくありませんか?

私の場合は良くあります。

急騰したら半値戻し。

せっかく手に入れた優良株。

「もっともっと上がりそうだから利確しないでガチホしよう!」

そう思って売らずに持っていると、ほとんどの場合がその後急落します。

そして急騰した分の半値~1/3位に下落したくらいで落ち着きます。

優良株なのになんでそんなに売るの?

どんな話題株も一週間で忘れられる。

今日の注目銘柄もしばらくすると見向きもされなくなります。

なぜでしょう。

理由はその銘柄の材料が大したことないからではありません。
どちらかというと、他の材料に隠れてしまうのです。

株式市場では毎日毎日新たな企業の決算が発表され、新たな材料が飛び込んできます。
短期売買のトレーダーはどうしても最新の材料に意識が移っていきます。

その株の評価が下がったのではなく、他にもいい銘柄が出てくるから相対的に評価が下がるわけです。

投資家の資金は限られている。

そして投資家の目が最新材料に移ると、実際に資金も移っていきます。
要は、旬の株を買うために持っている株を処分するわけです。

みんな無尽蔵にお金を持っているわけではないですからね。

投資家は材料がまだ新鮮で、値動きが活発な銘柄で勝負をしたいんです。

スイングトレードをやっている人も他に買いたい株があれば一度手放すでしょう。
今旬の株を買って効率よくトレードしたいと思う人はある程度優良株であっても一度手放す事も多いです。

みんな注目株を買いたいんですね。

今は空売りが主流

デイトレーダー(一日で売り買いを行う人)は少し株価が上がればとっとと売ってしまいます。

さらに返す刀で空売りを仕込むわけです。

株価が騰がる直前に仕込める人は稀です。
しかし、空売りはじっくりと仕込むことができます。

騰がる株を探すのではなく、急騰した株の反動安を狙うわけです。
みんながそれをやるので「なんでそんなに売られちゃうの?」と呆れるぐらい売られます。

空売りで儲けようというトレーダーは多いんですね。

買い煽りに注意

掲示板を見ると「これ絶対初動だよ!今買わないと買えなくなるよ」なんて買い煽りが激しくなります。

こういう人は一見その銘柄のファンみたいな顔をしています。
でも実際には高値で売り抜ける為にネット掲示板で自作自演などをしているわけです。

「特大材料でました!」なんていう書き込みには気を付けましょう。

まとめ

株価が騰がるときの儲けようとする人より、空売りで儲けようとする人が多くなりました。

業績が良くて決算発表でストップ高になったような銘柄は、その後の怒涛の空売りが怖いです。

「明日も騰がるんじゃないか?」

「これが初動というやつか!」

なんておもって高値掴みすると痛い目にあいますよ。

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